LINEの乗っ取りはパスワードの流出?

少し前に流行ったLINEの乗っ取り。

アカウントを乗っ取られ、LINEでつながっている相手に片っ端から「ウェブマネーを購入してほしい」という詐欺メールが送られてしまうという被害が続出しました。

こうなってしまうと、一度LINEアカウントを閉鎖し、改めてLINEアカウントを作成しなければいけません。それまで知り合いだった人にもう一度友達申請をしなければいけなくなり、とても手間がかかります。

それだけでなく、LINEアカウントが乗っ取られたことから知り合いに警戒され、ブロックされてしまうなど、人間関係にも影響を与えてしまいます。

このように、一度乗っ取られてしまうと最悪の展開となるLINEアカウントですが、実はパスワードの流出が原因ではないかと言われています。

実際にあったLINEの乗っ取り事件

これは実際に著者が体験した話です。

ある日、突然友人から「ちょっと頼みがあるんだけど」とLINEメッセージが届きました。

その口調が普段の友人と全く同じだったことから、最初は完全に友人だと信じ込んでしまい、「どうしたの?できることなら聞くよ」と返信。

するとすぐに返事が返ってきて、あることを頼まれました。

その「頼み」というのは、近くのコンビニでwebmoneyのカードを5万円分買ってきてほしいというもの。

何のために使うんだと聞いたり、自分で買えないの?と聞いても、いまいち相手の返事は要領を得ません。

さすがにおかしいと思い、さらに問いただしたところ、相手の口調がだんだんとおかしくなってきました。

最後にはこちらがいくらメッセージを送っても未読スルーとなり、連絡が取れない状態に。

その後、友人から別のメールで連絡があり、LINEが乗っ取られたから、乗っ取った相手からの連絡はすでに無視するようにとのお願いがありました。

悲惨なことに、交友関係の広い友人はLINEでつながっている友人知人が多かったのですが、乗っ取った犯人は全ての連絡先に片っ端からwebmoneyを買ってほしいという連絡を送っていたようです。

家族や恋人、近い友人はもちろん、仕事関係の人から顔見知り程度の知人まで、とにかくあらゆる相手に詐欺メールを送っていたわけです。

もちろん、友人はできる限り事情を説明するように努力したようですが、LINEしか連絡先を知らない人とはそのまま縁が切れてしまったり、仕事関係の人からは「信用がなくなった」と言われてしまったり、とにかく散々なことになってしまいました。

パスワードの管理が甘かったのは友人の責任とは言え、友人も被害者であることは間違いありません。ちょっとかわいそなことになっていました。

LINEのパスワードが流出したのはなぜ?

ではなぜ、友人のLINEアカウントは乗っ取られたのでしょうか?

証拠がないので確実とは言えませんが、実はパスワードの流出と使い回しが関係している言われています。

流出したパスワードはリスト化され、犯罪行為を行う集団でやり取りされています。

LINEやGOOGLEと言った多くの人が利用しているサービスでパスワードを使い回ししていると、どれか一つ情報が漏れただけで他のサービスも全て不正ログインされてしまうことになります。

まず、そもそもパスワード流出がなぜ起こるかというと、それは単純で見破られやすいパスワードを使ってしまっているからです。

そして、ひとつのウェブサービスでパスワードが流出してしまうと、そのパスワードを使い回している他のサイトでも不正アクセスのリスクが非常に高まります。

また、LINEに登録するためにはメールアドレスが必要となります。ログインするときにもメールアドレスが必要になります。

実は、パスワードにくわえてこのメールアドレスも使い回していることが多いのです。

友人は盗まれたLINEアカウントに登録してたメールアドレスをパスワードを、他のウェブサービスでも使っていたようです。他のウェブサービスでパスワードが漏れた結果、LINEを狙われてしまった可能性が高いということでした。

パスワードを使い回さない方が安全性は遥かに高くなる

理想的に言えば、各ウェブサービスごとに違うアドレスを使う方が安全性が高くなります。とは言え、普通の人であれば3つも4つもメールアドレスを持っていることは稀ですよね。

せめて、パスワードだけでも使い回しはやめるようにしましょう。

①簡単に見破られるパスワードを使っている、②同じパスワードを使いまわす、この二つをやってしまうと、パスワード流出のリスクがとても高くなります。

LINEのアカウントが乗っ取られてしまった場合、上に紹介したような詐欺に利用され、対応でとても面倒なことになってしまいます。

また、LINEだけでなく、GoogleやYahooのウェブサービスや、アマゾンなどの通販サイトも、パスワードを盗まれて不正アクセスされてしまうととても被害が大きくなります。

仕事関係のアカウントならなおさらですね。

いざ被害に遭ってから後悔しても遅いので、パスワードを使い回している場合は必ず安全なパスワードに変更するようにしてください。

パスワードを使い回している場合、今すぐ変更しよう

繰り返しになりますが、LINEのアカウントなどでパスワードを使い回している場合は、今すぐ変更しましょう。

登録メールアドレスを変えることは手間がかかるかもしれませんが、パスワードだけならすぐに変更できるはずです。

そのときは、可能な限り複雑でランダムなパスワードに変更するようにしましょう。せっかくパスワードを変更したのに、単純で見破られやすいものにしてしまって無意味です。

LINEの不正アクセス通告があった場合はログインできるならすぐにパスワードを変更する

LINEには不正アクセスを通知する機能があります。

もし、LINEから不正アクセスの可能性があるという通知を受け取ったら、すぐにLINEにログインできるか試してみてください。

LINEの乗っ取りでは、不正アクセスがあったあと、乗っ取り犯はパスワードを変更して本来のアカウントの持ち主がログインできないようにします。

こうなってしまっては、もはやアカウントを削除する以外に対処法はありません。

しかし、不正アクセスの通知があった時点でLINEにログインできれば、相手がパスワードを変更する前に対処することができます。

それは、こちらが先にパスワードを変更してしまうことです。そうすれば、相手は再ログインできなくなり、LINEを乗っ取ることができなくなります。

LINEを乗っ取られないためのまとめ

すでに書いたとおり、LINEの乗っ取りには①簡単に見破られるパスワードの利用、②そのパスワードを使い回す、の二つが原因となっていることが多いのです。

対策はこの逆のことをするだけです。

つまり、①同じパスワードを決して使い回さない②パスワードはランダムで複雑な、見破られにくいものを使う、です。

この二つを徹底するだけでも、かなり安全性を高められることができます。

被害に遭った友人の例を見た通り、LINEのアカウントを乗っ取られ、詐欺に利用されてしまうと、とても大変なことになります。ちょっとした手間を惜しまず、安全性の高いパスワードを使うようにしましょう。

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